※もんじゃ焼き食べたよ!
東京出張のついでに、W杯最終予選を観戦できるという幸運がありました。
結果的に苦行になってしまいましたが、なかなかアレな経験をしてしまいましたので、ご笑納いただければと思います。
<期待と不安が入り乱れる道中>
実は代表戦を大阪以外で見るのは初めて。
もちろんW杯最終予選を観戦できるなんて考えてもなかったです。
幸運というか人の縁というか、人生はつくづく不思議だなぁ・・・と実感。
僕にとってのW予選は97年のフランスW杯予選。
思春期にみた国立の韓国戦やジョホールバルの歓喜などは、今でも自分の印象に残っています。(ってか19年前という事実に驚愕)
そんな真剣勝負な場に観光気分な私が参加してよいのか?という疑問と懸念と不安を持ちながら、スタジアムへ。
※しつこいくらいの全力さん推し
<サイコーな席 But 予想外の展開・・・・>
※一望できる!
全体を見渡せる素晴らしい席。テレビ目線に近いですね。
値段の割にサイコ―な席だと大興奮でしたが、 直前のビールの飲みすぎたのと、田舎者特有の人酔いでだんだん体調が低下気味に・・・・
あと、目が悪くて選手監督の動きがよく見えないのは僕の責任。
浅野のシュートがゴールラインを割っていた誤審云々も、距離的には見えなかったし、 むしろ「ちゃんとミートしてネット揺らせよ!」って思ってしまったのは事実です。
しかし、本当の地獄はここから・・・・。
<遠くの審判よりとなりのヤジラー>
ちょうど僕のとなりがアベック2人組。
女性の方は顔にフェイスペイントなどして、ウキウキが僕まで伝わってくる感じの女子。
男性は中肉中背の軽肥満気味のメガネ。
(絶対サッカーしたことないやろなぁ。したとしても少年サッカーでGKやったやろなぁ)的な感じでした。
この男性のヤジが酷い酷い。
例えば、
1点リードされた展開で
「ミドル打てよ!ライン下げさせろ!」
→ただでさえ引いている相手なのに???
「個人技で抜けよ!」
→細かいパスつなぎで、あと少しで崩せそうなのに?
「本田、点決めろ!」
→相手コーナーキックなのに??
などなど。
もしかしたら考えが高度すぎて、サッカー素人な私には理解できないレベルの話なのかもですが・・・・
ちなみに 、宇佐美が出てくるタイミングで、僕がボソッと「あ、浅野だ」とつぶやくと、
「あさのー!!!たのんだよー!!!!」と盛大に叫んではりました。宇佐美に。
スタジアムでは審判の判定にわいてましたが、 私は横のヤジラ-の声が気になって気になって・・・・
人間の関心事は
遠くの楽しみ<身近な不快
なんだなと経験を通じて学びました。
<素人解説×人混み×関東弁×負け試合=不快>
90分間素人解説を聞かされるのは、ジャイアンのリサイタルに呼ばれるのと一緒だなぁとか、 「おれ知ってるぜ」感を出して、女性にアッピールしたいんだろうなぁとか、 けど、ヤジが変すぎで周りからちらちら見られるから、女性はむしろヤジ止めてとか思ってるんじゃないかなぁ、とか、これがきっかけで、2人が別れたら「恋は最終予選敗退!」とかになるのかなぁ、と現実逃避している間にあれよあれよと試合展開は不利に。
スタジアムと監督はヒートアップしてるけど、 中東の審判がガンコってどっかで聞いたことあるし、あんまり刺激しないほうがよくない?とか、 いろいろ考えている間にタイムアップ。
なんやかんやで、日本人だけど、関西人にとってはすんごいアウェイな観戦でした。
<結論=勝ち組は石油王>
試合開始前は存在感が薄かったアラブの石油王たちも、 勝ち越してからははしゃぎまくり、Jでは使われる柵ではなく、緩衝帯が普通のロープだったこともあって、石油王がロープではしゃいでる始末。
金銭的にも、サッカー的にも今日の試合の勝ち組はこの方々で決まりですね・・・・
※めっちゃはしゃいでる
愛するわがクラブの試合を観てても思うけど、 日本人って解説・評論家気分で試合を観がちな気が・・・・。
なんで、試合自体を純粋に楽しめないのかな? という疑問もちつつ、スタジアムを退散したのでした。
ではでは今日はこのへんで。